2024年7月24日
こんにちは 毎日暑い日が続いていますね。水分補給をしっかりとして熱中症には気を付けて下さい。
さて前回のブログでは遺影写真のリボンの始まりについてお話をさせて頂きましたが、今回はリボンを外すタイミングについて簡単にお話しさせていただきます。
「遺影にかかっているリボンはいつ外せばよいのか」また「リボンは外してしまっても大丈夫なのか」と疑問を抱えている方もいるでしょう。
結論から述べると、遺影にかかっているリボンを取り外すときの明確なルールは存在しません。
一般的には葬儀が終わったら外すことが多いですが、遅くとも四十九日の法要が終わったら外した方がよいとされています。
四十九日の法要を終えると喪に服す期間が終了するため、リボンを外す最適なタイミングだといえるでしょう。
日常生活に戻る意味でも、四十九日の法要が終わったら遺影のリボン、つまり遺影にかけた喪章を外した方がよいとされています。
では遺影のリボンはどう処分した方がよいでしょう?
遺影から外したリボンを、そのまま捨ててしまうとバチが当たるのではないかと不安を抱えている方もいるでしょう。前回のお話の通り、遺影にリボンをかける文化は故人を哀悼する気持ちから生まれたものであり、宗教的な意味合いはありません。そのため、特に処分方法の決まりもありません。
ほとんどの遺影のリボンは燃えるゴミとして処分して問題ありませんが、特殊な材質のリボンを使っている場合は、各自治体のゴミ捨てルールにしたがって処分してください。
また、ゴミとして処分することに抵抗がある場合は、お世話になっているお寺にお願いしてお焚き上げしてもらうこともできるでしょう。