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葬儀と葬式(告別式)

2024年12月4日

皆様こんにちは。大阪屋葬祭・営業部の久永です。

いつもスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

日々の生活の中で、葬儀や葬式、告別式という言葉を耳にする機会はあるかと思いますが、その違いや意味を正確にご存じの方は意外と少ないのではないでしょうか。

今回は、「葬儀」と「葬式」、そして「告別式」の違いについてわかりやすくご説明し、それぞれの役割や意味合いについて少し深く掘り下げてみたいと思います。

葬儀とは?

「葬儀」という言葉には、大きく分けて2つの意味があります。
1つ目は、ご逝去から火葬までに行われる一連の儀礼全体を指す場合です。この場合、通夜や告別式、火葬など、葬式に関するすべての過程を含む広い意味で使われます。
2つ目は、火葬当日に行われる宗教儀式を指す場合です。僧侶や神職など宗教者が執り行う、故人の冥福を祈るための儀式に限定して使われることもあります。

葬式と告別式の関係

「葬式」とは、「葬儀」と「告別式」を合わせたものと考えるとわかりやすいでしょう。
具体的には、
葬儀(宗教儀式) + 告別式(お別れの場) = 葬式
という形です。

特に「告別式」は、故人と生前に関わりのあった方々が最後のお別れをする場です。参列者が花を手向けたり、故人の生前の様子を偲んで言葉を交わしたりするなど、社会的な意味合いが強い式典と言えます。このため、宗教儀式が中心となる「葬儀」とは役割が異なります。

葬儀と告別式の流れ

一般的な流れを簡単にご紹介します。

  1. 葬儀(宗教儀式)
    僧侶や宗教者が、読経や祈りを通して故人の冥福を祈ります。宗教ごとの慣習に基づき、厳かに進められます。
  2. 告別式(お別れの場)
    参列者が故人と最後のお別れをする場です。棺の中に花を入れる「お別れの儀」が行われることが一般的です。また、故人を偲ぶスピーチなどが行われることもあります。
  3. 火葬
    告別式が終わると、火葬場に向かい、故人を送り出します。火葬後には、遺骨を拾う「収骨の儀」が行われます。

言葉を正しく理解する意義

葬儀や告別式、それぞれの言葉を正しく理解することは、遺族や参列者にとって大きな意味を持ちます。適切な言葉選びができることで、悲しみの中にある遺族の気持ちを尊重し、思いやりを持った対応ができるようになります。

最後に

葬儀や告別式は、人生の最期を尊重し、故人への感謝の気持ちを込めて見送る大切な時間です。これらの場をより深く理解し、心を込めて準備することが、遺族や故人への最善の形となります。何かわからないことがあれば、ぜひ私たち葬儀社スタッフまでお気軽にご相談ください。大切な時間が安心して進められるよう、全力でお手伝いいたします。