2023年10月25日
こんにちは、営業部の鈴木でございます。
今回は湯灌、納棺の間に行われる死に化粧についてお話させていただきます。
死に化粧とは、故人様が来世への旅立ちを迎える前に、身だしなみを整える大切な行程です。
以前にお話しをさせていただきましたが、病院、施設などで死後処置にあたる「エンゼルケア」と呼ばれるサービスが行われることがあり、この際に故人様の化粧が施されることもありますが、棺に納まる前に、今一度「湯灌」で故人様の顔をきれいにし、その後改めて化粧をし直すことが一般的です。
死に化粧は、来世への旅支度の一環として行われます。現在では、お顔色を整える程度の化粧が多いです。女性はもちろんのこと、男性にも死に化粧を施すとよいでしょう。ファンデーションを塗るだけで肌色に血色が戻り、顔色が明るくなります。また死後の変化としてお顔色の変化がでてしまうこともありますが化粧をしてあることにより、ある程度の変化を目立たなくすることができます。
死に化粧は、湯灌師に任せることもできますが、ご遺族が故人様の化粧品を用いて行っても構いません。ご遺族が直接行うことで、故人様が生前に好んでいた化粧を再現しやすくなり、故人様の意向や好みを尊重できるという利点があります。
今回は死に化粧についてお話させていただきました。
最後までお読みいただいてありがとうございます。