スタッフブログ

スタッフブログ:「四華花と松明」

2020年10月2日

 営業部の関 渉です
 今回は、前回の予告の告別式の鳴り物ではなく、「四華花と松明」とさせ
ていただきます。四華花は、導師様の前の机の上の花立にさしてある造花で
松明は、その横に置いてあります。
・四華花
 四華花いわれは、お釈迦さまが亡くなられた時に、沙羅双樹の4本の花が
白く咲いたことに由来しているそうです。
 昔葬儀の列、葬列を組んで、お墓まで行き火葬、埋葬する時に四華花を
4本持って行き、お墓の四方に立てたとされています。
もともとは木の棒や竹串に白い紙巻き付けて4本作ったものです。
今は、祭壇の前机に飾る時、金色の四華花(真宗の寺院様の時に使います)
銀色の四華花は曹洞宗、浄土宗などの宗派の時に飾ります。
写真の金色の四華花は外にでてますが、勿論花立てにさして飾ります。

・松明
 松明は、葬列の先頭を行き、進む道を清めるという意味合いと葬儀の際
引導を渡し、火葬の点火などに使用されたと思われます。
今は、本物ではなく、写真②のようなもので使用しています。
 現在は、導師様が引導を渡す時に手に取り前に投げたり棺の上に置いたり
して、浄土に導くために使用されています。尚真宗では、引導を渡すことは
しませんので、使用しません。