6月に入り天気気温が不安定な日々が続いてますが、皆様方に置かれましては体調などは崩されてはいませんか?
今回のブログ担当の竹味です。
以前、初七日・二七日・三七日についてお話をしましたが、今回は四七日の話をします。
人が亡くなった後、仏教では忌明け(49日)まで、7日毎にお経を貰います。
亡くなった日を一日目として数えます。
人が旅立った時、自力では浄土には行けません。そのために仏様に浄土への道を導いてもらうのです。
あの世で死後7日毎に7回、十王の裁きを受けるときに、それぞれの仏様が弁護をして下さいます。
七七日(四十九日)目に最後の裁きを受け、お浄土に行けるかどうかが決まります。
この日を”忌明け”といい、ご先祖様の仲間入りをします。
初七日(死後7日目)・・・行者守護・悪魔退散・除災招福
『秦広王(しんこうおう)』様が裁判官になりまして、
『不動明王尊(ふどうみょうおうそん)』様が弁護をしてくださいます。
二七日・ふたなのか(死後14日目)・・・仏智悟入
『初江王(しょこうおう)』様が裁判官になりまして、
『釈迦如来(しゃかにょらい)』様が弁護をしてくださいます。
三七日・みなぬか(死後21日目)・・・智恵、天変地異、降状
『宋帝王(そうていおう)』様が裁判官になりまして、
『文殊菩薩(もんじゅぼさつ)』様が弁護をして下さいます。
四七日・しぬなのか(死後28日目)・・・仏智悟入・滅罪・大根清浄
『五官王(ごかんおう)』様が裁判官になりまして、『普賢菩薩(ふげんぼさつ)』様が弁護をして下さいます。
普賢菩薩様は慈悲門を司る、すなわち情を担当する仏さまで女性的なやさしい表情をしています。たくさんの功徳を備えていて、私たちの煩悩を打ち砕き悟りの世界へと導いて下さります。