2019年2月7日
こんにちは、セレモニースタッフの藤井です。
インフルエンザが流行っていますが、体調は崩されていませんでしょうか?
ところで、冬になると「針供養」のニュースを見たことはありませんか?
針供養とは、お世話になった針に感謝し供養する行事で、関東では2月8日に、関西では12月8日に行われています。
折れたり、曲がったり、錆びたりして使えなくなった針を、神社仏閣に奉納し、豆腐やこんにゃくや餅などの柔らかいものに刺して供養します。
豆腐などの柔らかいものに針を刺すのは、これまで生地などの硬いものを刺してきた針に対して、最後は柔らかい所で休んで下さいという気持ちからだそうです。
針供養はあまり馴染みがないかもしれませんが、針を使う服飾業界などでは、針の供養も含めて、針仕事が上達する様に受け継がれています。
昔と比べて、針を持つ機会は少なくなりましたが、裁縫はとても身近なものです。
日頃使っている物に感謝する心は、大切にしたいものですね。