2017年3月20日
こんにちは、セレモニースタッフの竹内です。
何年か前に四国の叔父が亡くなり、式に参列しました。
最後のお別れをし棺の蓋をした後、葬儀社の方が石を遺族に渡していました。
そして、蓋に遺族が先ほどの石でトントンと釘を数回打ってました。
この光景を見たことのない私は驚きました。
このことを調べたら釘打ちという風習だそうです。
釘打ちについて調べてみるといくつかの意味があるそうです。
・使用する石は「三途の川の河原の石」を意味し、石に宿る呪力で死霊を封じるという意味
・故人様に「迷わず成仏してください」という安らかな冥福を祈る意味
・遺族の方の気持ちにも区切りをつけ、故人との未練を断ち切るという意味
今は、釘打ちをする地域は減っています。
このような風習に立ち会えてよかったと思います。
勉強になりました。