こんにちは、大阪屋葬祭営業部、大岩です。
今回のブログは「虫の知らせ」について私の経験などをふまえて書きたいと思います。
虫の知らせって何?と言う方もいらっしゃると思います。
調べてみますと虫の知らせとは「よくないことが起こりそうであると感じる事」や「根拠もないのに、よくない出来事が起こりそうだと心に感じる事」だそうです。
例えば、妙に胸騒ぎや何かが気になり気持ちが落ち着かないなど、それがどうしてなのか分からない時、その後何らかのご不孝が起こり「あの時の気持ちは…」と言うのが虫の知らせと言われています。
私自身経験したと思われる事が1つあります。
それは私の祖父の事です。
子供の頃には祖父の家には親に連れられてよく遊びに行っていたのですが、社会人になりだんだん遊びに行く機会も少なくなり、会うのはお盆、そして年始の挨拶くらいになりました。
そんな時、会社帰りにふと…祖父の事が気になり自宅を訪れました。
その時の祖父は以前あったままの祖父でした。
私の名前を呼ぶ時のアクセント等もいつもどおりであったことを今でも覚えています。
しかし、その後でした。
祖父は朝方に呼吸が乱れ救急搬送されました。
そしてその後入院をしたまま徐々に意識が無くなり亡くなりました。
今でも思い出されるのは祖父の臨終時の病院での場面と私の名前を呼ぶ場面が蘇る事があります。
この時のように抑えきれない何かを感じたりした時を「虫の知らせ」というのかもしれません。
葬儀の時、親戚のある方に「爺さんと最期まともにしゃべったのは一緒にいた婆さんとお前だけだぞ」と言われました。
そしてその方が「お前がここの家の初孫だからかもしれんなぁ」とも言われ、その時「虫の知らせ」というものと「縁」というものも感じた時でした。
あれから十数年経ちますが欠かさずお墓参りをしています。