2017年1月1日
営業部の関です、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
お正月ということで皆様方も初詣に行かれたことと思います。
今回は、初詣での縁起物のひとつの破魔矢を取り上げてみました。
破魔矢を皆さんもごらんになったことがあるかと思いますが、読んで字の如く魔を破る矢、邪気を払う物として家の中に飾られています。
もともとは、正月に行われていた、弓の技を試す射礼(じゃらい)という行事に使われた弓矢のことです。
そして、「はま」という言葉は、競技に用いられた的のことでこの的を射る矢をはま矢(浜矢)、弓のことをはま弓(浜弓)と呼んでいました。この「はま」という呼び方が破魔に通じるとして、正月や新生児の初節句、家屋を新築した際の上棟式で鬼門に向けて棟の上などに立てられました。
昔は、弓と矢がセットになっていたのですが、いつの間にか矢だけが飾られるようになりました。
飾る場所はとくに選ばず、神棚・床の間・玄関・リビングどこでもいいそうです。
そして矢の向きもどの方向でも良いそうですが、気になる方は矢の先を凶の方向に飾ればよいでしょう。
なお、神様を見下ろさないのと同じで、大人の目線より上のほうが良いとされています。
破魔矢の効果は、一年とされていますので、授かった次の年に「授かった神社、寺院」にお返しをして新しい破魔矢を授かって帰るのがよいでしょう。