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スタッフブログ更新:焼香

2017年7月3日

大阪屋葬祭営業部の関です。

7月に入り暑くなってきましたが、お元気にお過ごしでしょうか?

皆様がお通夜、告別式に行かれた時、お焼香をして(仏式の時)お参りをされるかと思います。

今回は、お焼香について述べさせていただきたいと思います。

お焼香は、線香で行う線香焼香と抹香で行う抹香焼香の二通りがあります。

線香焼香は、日常の仏壇のお参りする時によく用いられる方法で、一般的に「線香をあげる」などと言われます。

抹香焼香は、細かくしたお香(抹香を指でつまみ香炉にくべて焚くやり方を言います。

お通夜、告別式、法要などでよく行われ、一般的にこちらのやり方をお焼香といいます。
焼香用香炉写真

お焼香をする時は、左手に数珠を掛け、右手の親指と人差し指、中指の三本でお香をつまみ、指先を上に向けずに香をくべる。

お香の煙で心身の穢れをはらい、清浄な心でお参りをする時の作法とされています。

尚、作法、回数は各宗派により異なります。

お焼香の形式もいろいろあります。

・立礼焼香・・・遺族、会葬者が焼香台の前で立ったまま焼香をしていくやり方。
・座礼焼香・・・遺族、会葬者が焼香台の前で座ったまま焼香をするやり方。
・回し焼香・・・遺族、会葬者が座ったままで並び、焼香を済ませたら、香炉を隣に回して、順次焼香をしていくやり方。

また、代表的な宗派のお焼香の回数を紹介して終わります。
・押しいただく・・・お香をつまんだ指を額まで持ち上げる様子の事です・

・曹洞宗・・・1回目押しいただく、2回目押しいただかずにそのままくべる。(従香といいます、回数には数えません)

・浄土宗・・・1~3回(特にこだわりません)押しいただく。

・真宗大谷派・・・2回、押しいただかない。(そのままお香をくべる)

・真宗高田派・・・3回、押しいただかない。

・浄土真宗本願寺派・・・1回、押しいただかない。

・真言宗・・・3回、押しいただく。

・臨済宗・・・1~2回(特にこだわりません)、押しいただく。

・創価学会・・・3回、押しいただく。

・天台宗・・・1回、押しいただく。

・黄檗宗(おうばくしゅう)・・・1回、押した抱く。

・時宗(じしゅう)・・・1~3回押しいただく(浄土宗に準ずる)