営業部の竹味です。
今回は【妊婦さんのお葬式について】お話をさせていただきます。
妊娠中に親しい方が亡くなってしまう事もあります。
葬儀にはたくさんのマナーがあります、妊娠中にはどうしたらいいのでしょうか?
妊娠中のマナーetc.を簡単にお話いたします。
まず初めに、妊娠中に葬儀に参列しても良いのか?ですが、もちろん参列しても構いません。亡くなった方を偲んでお別れすることを無理に我慢する必要はありません。
ただしつわりがひどい・お腹が張るなど体調がよくない時などは、無理に参列すると体に負担がかかってしまうので、参列は控え、体調が良くなってからお供えやお花を持って手を合わせて思いを伝えましょう。
葬儀の場はある程度人が集まるので感染症にかかったり、冬場であれば風邪やインフルエンザをもらう可能性もあるので考えましょう。
また遠方での葬儀に参列する場合は、ホテルに宿泊するなど、ゆとりをもって参列しましょう。
その際は必ず母子手帳・保険証を持参し、あらかじめ葬儀場近くの病院などを調べておくといいでしょう。
いずれにしよ、まずは自分の体調とお腹の赤ちゃんの事を第一に考えて参列するかしないかを判断しましょう。
次に妊婦さんお服装についてお話ししましょう。
お腹が目立たない時期であれば、普通の喪服を着用しても構わないでしょうが、出来るだけお腹を締め付けないものを着用した方がよいでしょう。
お腹が大きい妊婦さんは黒を基調とした服装であれば失礼にはならないでしょう。
マタニティ用の喪服も販売されてますが結構な値段がします。
また、冬場の寒い時期や夏場も冷房で冷えている可能性があるので、スカートでなく黒パンツ・黒ブラウス・黒ジャケットなどで参列しましょう。
足元の靴は転倒を防ぐため、かかとの低いものにしましょう。
妊娠中はヒールのない靴で参列しても問題ありません。
最期に昔からの言い伝えをお話しします。
お年寄りの方が、よく「妊婦さんはお腹に鏡を入れなければならない」と言います。
昔、妊婦さんは、葬儀に参列することもいけないとされていました。
葬儀にはたくさんの人が集まりますが、同じようにたくさんの霊も集まります。
なかには悪霊もいて、お腹の赤ちゃんに悪さをするからと言われています。
そこで鏡には強い魔力があると言われているので鏡面を外側に向けてお腹に入れておくと、赤ちゃんに悪さをしたり、赤ちゃんを連れて行こうとする悪霊を跳ね返せると思われていたんです。
さらしの腹帯に挟み込むのが一般的ですが、最近はポケットに鏡面を外側に向けて入れておく場合が多いです。
あくまでも言い伝えですので参考までに。