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スタッフブログ更新:堪忍袋

2018年9月13日

大阪屋葬祭 営業部関です。

朝晩少し涼しくなってきた今日この頃ですが、先日の台風21号では被害はどうでしたか?

全国の犠牲者の方には哀悼の意を被災者の方には御見舞申し上げます。

また北海道の地震には、犠牲者の方々には心よりお悔やみを、そして震災で大変な思いをされてみえる人たちにお見舞い申し上げます。

さて話は、突然変わりますがが皆さんは、「堪忍袋の緒が切れる」という言葉をご存じですよね。

辛抱して我慢を重ねたが、限界を超え怒りが爆発する様子を言い表していますよね。

この「堪忍袋の緒が切れた」という言葉は、どういった由来があるのか知りませんが、「堪忍袋」は、落語の演目にもあります。

先代の亡き柳家小さん師匠も演じられたそうです。

ただしさきほど述べたものと少し意味が異なるようです。

ここで簡単にあらすじを紹介します。

落語の世界ではおなじみの長屋の住民たちのお話です。

さる長屋で、近所中に聞こえるほどの大声でののしりあい、普段から喧嘩の絶えない夫婦がいました。

いつものように,夫婦喧嘩をしている時に大家さん(?)が通りかかり、仲裁に入りそして中国由来の話をして諭しま した。

それは、袋を一つ縫い上げてお互いの不満を堪忍袋の中に怒鳴り込んでその口をひもでしっかりと締め、夫婦円満を図りなさいといいました。
夫婦は、それを実行にうつしました。

そうしたらいつものように怒鳴り声が聞こえるので、また喧嘩が始まったと思い近所の人たちがとめに入ったら喧嘩をしている様子がないので不思議に思いわけを尋ねると、こういったわけと説明を聞きました。

それは良いものだと近所でも評判になりみんなが使ったら袋が一杯になって爆発寸前までふくれ上がったので処分をしようとしたが、最後の一人が取り上げた時に袋の緒が切れ、今までの怒鳴り声が飛び出してきた。このあとにサゲが入り終わります。

この「堪忍袋の緒が切れた」という言葉の意味の違いをみなさんは、どのようにとらえますか。

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