2017年3月6日
セレモニースタッフの間宮です。
3月に入りました。だんだん暖かくなり春本番が待ち遠しい。
さて、みなさんは合掌の意味を知っていますか?今回は合掌についてお話ししたいと思います。
合掌とは両手を胸の前で合わせること。
発祥はインドで、インドでは右手は清浄、左手は不浄を表しています。
それが仏教でも取り入れられ、仏教では、右手は仏様、左手は私たち衆生(しゅじょう)を表し、両手を合わせることで、仏様と私たちが一緒になるという意味を持ったといわれています。
また、私たちが日常生活でお寺様に挨拶をするとき、食事をとる前の「いただきます」、とった後の「ごちそうさま」、誰かにお礼を言う時の「ありがとう」、謝る時の「ごめんなさい」、今あげた場面でも手を合わせていると思います。
これらをみると合掌することは相手を敬う、感謝するという意味も持つのです。
普段何気なく手を合わせているかもしれませんが、手を合わせたとき、ふっとこういう意味があるんだと思い出していただけたらいいなと思います。
これからも生活していく中で、お仏壇、お墓で手を合わせるのはもちろんのこと、周りの人へ感謝の気持ちを忘れずに生活していきたいですね。