2020年2月13日
最近は、暖冬ですが、世間では、新型肺炎やインフルエンザなどが、流行ってきそうですがみなさんは、罹患していませんか?
今日のお話をさせて頂くのは、営業部の関 渉です。
今日のお話は、前回に続きお葬式の時導師をされる住職様が使われる道具について述べさせていただきます。
最初に剃刀を紹介します。
よく昔から使われる言葉に、髪を下ろすとか、頭を丸めるといいますが、まさにそのものずばりの意味です。
枕経のお勤めを頂いたときにも剃刀をかざされます。
仏門に帰依し仏弟子、出家をすることをさしています。
曹洞宗、浄土宗では、導師様が祭壇に向かって剃られるまねをされ、仏弟子になることの証とする儀式をします。
次に戒尺(かいしゃく)音木(おんぎ)というものです。
これは、唐木(からき)製の拍子木です。
曹洞宗では、御導師様が式中に仏弟子になるための教えを述べる時にくぎり、くぎりで1回ずつ何度か鳴らします。これを戒尺といいます。
真宗大谷派では、主な糠法要のときに阿弥陀経を唱えながら鳴らしますがこちらは、音木と呼びます。
葬儀のさい周りにいる寺院様(役僧、伴奏とも呼びます)が使用される道具もこれから順次案内をさせて頂きたいと思っています。今日は、ここまでとさせて頂きます。