2017年8月30日
営業部の竹味です、こんにちは。
今回は忌明けまでの事についてお話させていただきます。
人が亡くなった後、仏教では忌明け(49日)まで、7日毎にお経を貰います。
亡くなった日を一日目として数えます。
人が旅立った時、自力では浄土には行けません。
そのために仏様に浄土への道を導いてもらうのです。
あの世で死後7日毎に7回、十王の裁きを受ける時に、それぞれの仏様が弁護をしてくださいます。
七七日(四十九日)目に最後の裁きを受け、お浄土に行けるかどうかが決まります。
この日を“忌明け”といい、ご先祖様の仲間入りします。
初七日(死後7日目)・・・行者守護・悪魔退散・除災招福
『秦広王(しんこうおう』様が裁判官になりまして、『不動明王尊(ふどうみょうおうそん)』様が弁護をしてくださいます。
亡くなった亡き人自体、遠い冥界へ旅立つ覚悟もまだ不十分ですし、残されたものもその人の死を認められず、現世への未練が残っている時期です。
死後の世界へと旅立たなければならない者が、再び現世に未練を持たないように不動明王尊の持つ右手の剣で迷いを切り払い、左手の縄は迷いの信者を縛って救いとり、冥界へと引き込む役目をしてくださいます。
次回は二七日のお話をします。