皆様、はじめまして。12月に入社した、セレモニースタッフの綾乃です。
葬儀業界に飛び込んで、二ヶ月と少しが経ちました。
日々が新しい知識と刺激に溢れ、目が回るどころか、最早脳みそが回ってしまいそうです(笑)
入社して初めてのスタッフブログ更新となりますので、自己紹介も兼ねて、私が葬祭業を志望した理由を記事とさせて頂きます。
私事でつまらないかも知れませんが、良ければ最後までお付き合いをお願い致します。
昨年の夏、同居をしていた祖母が亡くなり、初めて『身内の死』というものを体験しました。
祖母の死はとても衝撃的で、私に死と生き方というものを考えさせました。
そんな折り、四十九日の法要で御住職のお話を聞く機会がありました。
御住職は『大切な人は死をもって、己を見つめなおす機会を与えてくれる』と仰いました。
それはまさにその通りで、私も祖母の死をきっかけに、このままの生き方で納得できるのか・どうすれば納得できる人生を送れるのかと、己を見つめなおしていました。
その時に心に残っていたのが、葬儀社の方の仕事ぶりです。遺族の気持ちに寄り添いつつ、亡くなった方の最後の儀式を作り上げていくその姿は真摯かつ丁寧で、私の目にはとても立派な仕事に見えました。
そして、自分自身が誇りに思える仕事に就く事が出来たら、納得のできる生き方が出来るのではないかという結論に至りました。
そして祖母の死が与えてくれた機会を無駄にしない為にも、就職活動を始めたところ、あっという間に大阪屋葬祭への就職が決まっておりました。
私がこれから、どれだけの時間を過ごしていくことになるのか、それは未だ分かりません。
しかし、沢山の時間が経っても祖母のくれた機会と、その時に思った事を忘れることは無いでしょう。
長々と自分語りをしてしまいましたが、自分自身の最大限の真摯さと丁寧さを持って、仕事に臨んでいきたいです。