2023年7月12日
セレモニースタッフの間宮です。
調べ物をしておりましたらお寺様の服装について記事をみつけ「そういえば
よくお寺様はこのように首から何か掛けているなぁ」と思い興味が沸いて調べてみました。
お寺様がよく首から四角いものを掛けていますよね。
これは「絡子(らくす)」と言われるそうです。
まず、お寺様が着るものというと黒い衣(黒衣)をきています。この黒い衣を「袈裟(けさ)」と呼ばれる事がありますが「袈裟」というのは黒衣の上にまとう長い布のことを差すそうです。
宗派によって形は違うそうですが黒い着物の上に付けている色が付いたものが袈裟だそうです。
禅宗(臨済宗や曹洞宗など)の場合、袈裟は長く動きづらくなってしまうため、お寺様が身に着ける袈裟の簡略な形として、片方に輪をつけた袈裟の一種の事を絡子といいます。
この絡子の中にお寺様は両手を入れています。
絡子の中はどうなっているのだろう…
絡子の中の手は「右手のパーで左手のグーを包んでいる状態」だそうです。調べてみると「そうなんだぁ」と思う事があるのだなと思いました。