終活のためにできることは多岐にわたり、個人の状況や希望に応じて異なることがありますが、今回の豆知識では、終活を始めるためにできることをいくつかご紹介いたします。
遺言書の作成: 遺言書は、財産分与や遺したい遺産に関する指示を文書化する重要な文書です。弁護士の助けを借りて遺言書を作成するか、オンラインのテンプレートを利用することができます。
医療的選択と意思表明: 重要な医療的決定に関する意思を文書で表明し、家族や医師と共有します。これには生命維持装置の使用、臓器提供、蘇生措置などが含まれます。
財産の整理: 財産や資産について文書を整理し、相続人に関する情報をまとめます。また、任意の遺言執行者を指名することもできます。
保険と金融事務の整理: 保険証券、銀行口座、投資、年金などの金融事務を整理し、遺族が困ることのないように情報を提供します。
デジタル遺産の管理: オンラインアカウント、ソーシャルメディアのアクセス情報、デジタル写真や文書の整理と、デジタル遺産に関する遺志を考えます。
遺族へのメッセージ: 遺族への手紙やメモを残すことで、愛情や感謝の気持ちを伝え、遺族を励まし、指示を提供します。
葬儀や告別式の計画: 自分が希望する葬儀や告別式のスタイルや場所、演出などを計画し、遺族に指示を残すことができます。これにより、遺族がストレスなく式を執り行えるようになります。大阪屋葬祭では、事前相談を随時承っております。ご家族様の不安に備えたい方、ご自身の葬儀について決めておきたいと思われる方は、事前相談をご活用ください。
埋葬する場所を考えておく:近年、お墓が多様化しており、いろいろなお墓があります。よく見かける石造りのお墓(一般墓)のほかに、最近では樹木葬、永代供養墓、納骨堂と、納骨先にも多様な方法があります。「お墓の管理が大変だ」という場合には、そのお墓を片付ける”墓じまい”も選択肢として考えなければなりません。墓じまいした後のお骨はどうするのか…。
大阪屋葬祭では、こうした常滑のエンディング事業の未来と、問題解決を目指して、令和5年5月に『東龍寺墓地 大阪屋樹木葬常滑北』 をオープンいたしました。
終活は個人の状況や価値観に合わせてカスタマイズできます。重要なのは、計画と準備を急がず、十分に考えることです。また、終活を進める際には、是非、大阪屋葬祭へご相談くださいませ。