無宗教葬とはどのような葬儀?
無宗教葬とは、宗教儀式のない葬儀のことです。
宗教者が儀式を執り行うのではなく、故人の意思もしくはご遺族の意思によって自由な形式で執り行うことができます。
宗教者を呼ばず故人の好きだった音楽を演奏、プロの演奏家を呼ぶ、歌を歌って送る音楽葬なども無宗教葬です。
自由な形式で執り行うことから、自由葬とも呼ばれています。
無宗教葬のメリット
1.宗教者への御礼(御布施等)が必要ない
無宗教葬では儀式を取り仕切る宗教者を呼ばないため、御礼(御布施等)は必要ありません。
2.内容を自由に決められる
故人の意思、ご遺族の意思に沿った式を行うことができます。
式の内容を葬儀社の協力のもと、自分たちで決めることが可能です。
音楽が好きだった、絵が好きだった、写真を撮るのが好きだったなど、好きだったことや、趣味に関したことで送りだすことができます。
故人らしさを大切にした式を執り行いたいという場合、無宗教葬は適しているといえるでしょう。
無宗教葬のデメリット
1.葬儀を自分たちで作る必要がある
自由に内容を決められるということはメリットでもありますが、自由度が高い分、内容を決めることが大変になるともいえます。入念な準備が必要となることもあります。
2.周囲の理解を得られない可能性がある
無宗教葬は、今の段階では一般的に浸透しているとは言い難い状況です。
無宗教葬に馴染みのない人から反発され、説得が大変になってしまうことも考えられます。事前に周囲の方とよく話し合いをしておくことが大切です。
まとめ
今回は無宗教葬とはどのようなものか。メリットとデメリットをご紹介しました。
無宗教葬は、宗教の儀式や慣習にとらわれず自由に送りだすことができるので、近年人気が高まっている葬儀の形式です。
しかし、宗教要素を排除する形になることや、常滑市近郊ではまだまだ浸透していないこともあり、周囲から反対されることも考えられます。
無宗教葬を執り行う場合、事前に周囲の人の理解を得ることが大切です。
また、葬儀社との念入りな相談、準備をしておくことも重要になってくるかと思います。弊社の事前相談を是非、ご活用下さい。