今回の豆知識では、事前相談でもよく質問がございます、家族葬と一般葬の違いについて解説いたします。
そもそも、家族葬には明確な定義はございません。葬儀の流れ等、一般葬と変わらず家族や近しい人を中心とした少人数での葬儀の総称と考えられています。
明確な決まりごとや参列者の範囲の規定はなく、どのような内容でどなたにお知らせをするのかは、故人の遺志やご遺族の意向によって異なります。
家族葬と一般葬の違い
家族葬 | 一般葬 | |
訃報 | 近親者や限られた関係者へお知らせします。 周囲に黙って葬儀を行うのではなく、主旨を理解していただき、関係者以外の参列はご遠慮いただくことを連絡しておくと良いでしょう。後々のトラブルを防ぐため(どうして知らせてくれなかったのか・・・等)、必要なことです。 | 生前、お付き合いのあった方々に広くお知らせして参列していただきます。地域によっては掲示板、折込みの活用をすることもあります。 連絡忘れの有無を確認する必要があります。 |
参列者 | 近親者のみや、少数で限られた関係者のみ参列することが多いです。 | 故人と縁のある方々に参列していただきます。 |
香典 | 近親者のみで行うという方は御香典を辞退する場合があります。 御香典を受け取る場合には、一般葬同様、香典返しを用意します。 | 近年では、御香典を辞退する方も多くなっていますが、一般的には御香典は受け取ります。常滑市、阿久比町では即返し(その場でお返し)を行う風習があります。葬儀現場にて、ある程度の金額分のお返しをお渡しします。 |
費用 | 参列者の数を限定することで、接待費や返礼品の数を抑えることができます。 しかし、棺や祭壇、ホール使用料等は一般葬と同様なので、劇的に安くなることはありません。 | 参列者や親族の数に応じて、接待費や返礼品の増加が考えられます。 しかし、頂く御香典である程度の葬儀費用が賄えるケースが多いです。 社会的立場を考えた形式儀礼や宗教者への謝礼がかさむ場合があります。 |
大阪屋リビング・大阪屋リビング常滑北は、参列者の人数が約20名様までの家族葬専用式場となっております。
家族葬で行いたいが、少し参列者の人数が多めになる場合や会葬者、御供花御供物が多いことが予想される場合には、常滑ホール・鬼崎ホール・阿久比ホールでの家族葬ももちろん可能となっておりますので、広々としたホールを使用していただくことがおすすめです。【※式場の使用料は同じです】
あまり考えたくないことではありますが、いざとなったときに慌てて思うような式ができなかった…といったことが起こらないように、ある程度のイメージをしておくことが大切です。大阪屋葬祭では、無料事前相談を行っておりますので、葬儀の気になることや不安なこと等ございましたら、是非ご活用くださいませ。