大阪屋葬祭では、地域に根差す企業を目指し、葬儀前の事前相談から、葬儀後のアフターサポートまで、誠心誠意お手伝いさせていただきます。
前回の豆知識では、お葬式のあとにはじめにすること、挨拶回り等のことをご紹介させていただきました。
今回の豆知識では、その後、名義変更や相続の手続きを行うことが必要となってきますが、まずは年金と保険の届出手続きについて、ご解説していきたいと思います。
死後に必要な手続き・届出関係
年金
【年金受給中の方】
・厚生年金
年金受給権死亡届
期限:10日以内
窓口:最寄りの年金事務所
日本年金機構にマイナンバーが登録されている方は不要
・国民年金
年金受給権死亡届
期限:14日以内
窓口:市町村役場の保険年金担当部署
日本年金機構にマイナンバーが登録されている方は不要
【現役世代】
・厚生年金
遺族厚生年金裁定請求
期限:5年以内
窓口:最寄りの年金事務所
・国民年金
遺族基礎年金裁定請求
期限:5年以内
窓口:最寄りの年金事務所
遺族基礎年金は、国民年金加入中の方が亡くなられたときで、その方によって生計維持されていた「18歳到達年度の末日までにある子(障害の状態にある場合は20歳未満)のいる配偶者」または「子」が受けることができます。
寡婦年金
期限:5年以内
窓口:最寄りの年金事務所
遺族基礎年金を受給できない場合に請求可。婚姻期間10年以上の妻に、60~64歳の間支給
死亡一時給付裁定請求
期限:2年以内
窓口:最寄りの年金事務所
遺族基礎年金を受給できない場合で、保険料を3年以上納付したが、全く年金を受け取らず死亡した場合に請求可。
保険
・健康保険
埋葬料(費)請求
期限:2年以内
窓口:勤務先を管轄する協会けんぽ、健康保険組合
・国民健康保険
葬祭費請求
期限:2年以内
窓口:市町村役場の保険年金担当部署
・健康保険/国民健康保険
高額療養費返還請求
期限:2年以内
窓口:協会けんぽ、健康保険組合、住所地の市区町村
各手続はご自身でお手続きいただけますが、お仕事等でお忙しい場合や手間をかけたくない場合は専門家(司法書士、税理士など)に依頼することも可能です。大阪屋葬祭では、地元の司法書士、税理士のご紹介をしております。
お困りごとがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
次回の豆知識では、相続関係の手続きについて解説させていただきます。