今回の豆知識では、臨終から葬儀、一周忌までの流れをご説明させていただきます。
臨終
死亡診断書をいただいてから葬儀社に連絡をします。自宅または安置室に搬送してもらいます。北枕にして安置します。
通夜・葬儀の決定
宗教者に連絡し、葬儀社と通夜・葬儀の日程などを決めていきます。
市役所に行き、死亡届を提出します。火葬許可書を交付してもらいましょう。
通知
親族や知人に訃報を伝え、通夜・葬儀の日程をお知らせします。
通夜の準備
葬儀社と打ち合わせをし、通夜の準備を進めていきます。ご希望の方は、湯灌をしてから故人を納棺します。
通夜
遺族として焼香するとともに、弔問客の応対をします。
喪主は通夜での喪主あいさつがあります。考えておきましょう。
最後に明日の葬儀の打合せを葬儀社と行います。
葬儀の準備
火葬場へ行く人数を確定し、車を手配しておきましょう。
僧侶が会場にいらしたら、お布施をお渡しします。
葬儀・告別式・出棺
焼香、弔問客への対応をします。喪主は出棺時にあいさつをします。
火葬・お骨拾い
近親者は火葬場に行き、火葬ののちにお骨拾いをします。
職員から埋葬許可書を受け取ります。埋葬許可書は、墓地を建てる際などに必要になることがあるので大切に保管をしておきましょう。
【常滑市ならではの風習について】
※常滑市では、火葬を先に行う”先火葬”がとても多くみられます。これは、常滑市で盛んな窯業(窯の火を絶やさないため)と戦争の影響(ご遺骨で帰られるため)と言われています。
先火葬の場合は通夜の前に火葬を行います。
初七日法要・精進落とし
火葬場から斎場に戻ります。初七日法要をしていただき、精進落としの宴を開き、出席者をおもてなし、引き出物、供物を分けたものをお渡しし、解散となります。
葬儀後の事務処理など
葬儀社への支払いを行います。
各種名義変更、解約等の手続き、年金、健康保険などの手続きをします。
四十九日法要
近親者に案内し、法要を営みます。
本位牌を仏壇におさめます。
納骨
仏式では、四十九日に合わせて納骨することが多いです。
お墓がない場合は、一周忌までには手配しましょう。
香典返し
四十九日法要の前後に、忌明けのあいさつ状と香典返しの品を送ります。常滑市では、四十九日前に着くように手配することが多いです。
遺品整理・遺産相続
遺品を整理し形見分け、遺産相続の話し合いを行います。
遺言書の有無の確認、必要なら「相続放棄」手続きや相続税の申告、納税をします。
一周忌
1年後の命日またはその前に、近親者を招いて法要を行います。
以上が、臨終から一周忌までの一般的な流れです。
これらの手順を踏むことで、故人を丁重に見送り、遺族や関係者の心の整理を助けることができます。状況や地域によって儀式の詳細は異なる場合がありますので、是非、大阪屋葬祭の事前相談をご活用ください。事前に葬儀の流れについて、詳しく知ることができ安心です。