身内の方が危篤状態になった場合、ご経験がない方は何をしたらいいのかわからないことがあるかと思います。
今回の豆知識では、少しでも不安をなくし、慌てずに対応できるよう危篤から葬儀までの流れをご説明いたします。
危篤状態とは?
「危篤」とは、病気や怪我の回復の見込みがなく、いつ亡くなってもおかしくない状態のことです。
危篤状態に陥ったからといって、すぐに逝去するとは限らず、何日も小康状態を保つ場合や危篤であると判断された後に回復する場合もあります。
どのくらい危篤状態が続くのか、回復するのかは医師にも誰にも予想ができません。しかし、医師に危篤と判断された場合には、最悪のケースを想定して行動をする必要があります。入院している病院や施設、状況によって対応は異なりますが、病院や施設に泊まりこみをする、近くの宿泊施設を予約するなど、臨終に立ち会うことができるように準備が必要です。
危篤状態になったときにしておくこと
病院へ行く準備をする
状況によっても変わりますが病院や近くの宿泊施設に泊まる場合は、泊まりこみできる用意をしましょう。
【必要なもの】
・携帯電話
・充電器
・お財布
・親戚、友人の連絡先がわかるもの
・宿泊セット
できるだけ落ち着いて慌てずに準備をしましょう。
葬儀社を決めておく
万が一の事態のために複数ある葬儀社の中からどこにするのかを決めておくと、もしものときの負担を減らすことができます。
亡くなられてから、一から葬儀社を探すとなると慌ててしまい冷静な判断ができない可能性もあります。
お時間がある場合には、式場の見学、事前に相談することをおすすめします。
実際に大阪屋葬祭でお葬式をされた2組に1組の方が事前相談を利用されています。
近親者へ連絡する
危篤の連絡は電話で伝えることが望ましいです。
連絡を入れる範囲としては、3親等以内が一般的です。配偶者・子・孫・祖父母・曾祖父母・兄弟姉妹・伯父(叔父)・伯母(叔母)・甥・姪が該当します。
危篤の連絡は早朝でも深夜でも構いません。相手が電話に出なかった場合には留守番電話にメッセージを残して、後ほど再度連絡をすると良いでしょう。
【連絡の内容】
・自分の名前
・危篤の人の名前
・危篤の人の病状
・入院している病院、病室番号、病院の住所
・自分の連絡先
できるだけ落ち着いて伝えましょう。
亡くなった場合の対応
葬儀の準備
死亡診断書の提出
臨終を迎えたら医師に死亡診断書を作成してもらいます。死亡診断書は役所に出す大切な書類です。なくさないように気をつけましょう。
葬儀社へ連絡
生前から決めている葬儀社がある場合、早めに葬儀社へ連絡します。
決めていない場合、その場でネット検索をして葬儀社を探すことになります。
病院に長いこと遺体を安置することはできません。早急に遺体を安置する場所を決め、搬送しなければなりません。
大阪屋葬祭へ連絡していただければ、24時間いつでもお迎えに参ります。そこからは私たちがサポートさせていただきますので、ご安心ください。
近親者へ連絡
臨終に立ち会うことができなかった家族や友人、勤務先の上司など関係の深かった人に連絡を入れます。
通夜・葬儀の日程が決まってから知らせる人と、すぐに知らせる人をわけるとわかりやすいかと思います。個々に連絡を入れるより、職場関係の人、学生時代の友人の代表者に連絡をすると良いでしょう。
まとめ
今回は危篤状態になってから亡くなった場合の流れをご紹介いたしました。
大切な方が危篤状態になったとき、気が動転し、冷静な判断をすることが難しいと思います。事前にどのような葬儀社、式場があるのかを調べ準備をすることがとても重要だと改めて感じました。
安置場所、葬儀の手配などで困ったことや不安なことがございましたら、大阪屋葬祭へご相談ください。会館の見学や資料や見積もりのお渡しを無料で承っております。
ぜひ、お気軽にご相談、お問合せください。