2017年8月14日
こんにちは。セレモニースタッフの竹内です。
家紋というのは、私たちの祖先と家に伝わる【紋章(ロゴマーク)】です。
ご先祖様から私たちへ繋がる血の流れを、簡単なマークに置き換えて表現したものといえます。
日本にある家紋のうち、一般的に特に多く分布する藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰5つの紋の事を【五大紋(ごだいもん)】といいます。
今回は【桐紋(きりもん)】について少しご紹介いたします。
家紋に桐が使われるようになったのは中国の伝説からきているそうです。
古代中国では桐は想像上の瑞鳥「鳳凰」がきて「聖天子誕生、聖天子誕生」と鳴くめでたい木とされていたそうです。
そのため桐は聖天子のシンボルとなり、日本の皇室でも菊の紋章と並んで桐が副紋として使用されるようになったといわれています。
皇室が臣下へ、さらに下賜された武将がその臣下へ与えるという形で徐々に桐紋が増えていったようです。