2025年2月9日
こんにちは、営業部の濱田です。
すこ~し暖かい日が続いていたと思ったらとても寒くなりましたね、先日なんて雪まで降っていました。
さて、今回はお供えの「熨斗」についてお話させて頂ければと思います。
お供えにつけるかけ紙は、故人様を敬う気持ちやご遺族への労わりを示すためのものです。そのため、贈る人から相手に対する礼儀を意味するものになります。そんなかけ紙ですが、水引の形状に決まりがあり、表書きの書き方にいくつか種類があります。よろしければそんなものがあるんだなぁと薄っすら覚えていってください。
先ずは、水引について。全国的に葬儀の際は結び切りで黒白の水引が一般的です。結び切りは「二度と繰り返さない」という意味を持ちます。色については、法事・法要の際は黒白・黄白・青白・双銀……と地域によって変わることがありますが、この辺りでは黒白が一般的になります。
次に、表書きです。御霊前・御供物・御供の他に、御淋見舞の四種類から選ばれることが一般的です。
これらの他に「御仏前」の表書きだけ注意が必要になります。これだけは故人様が仏様になっているかどうかで忌明け前後どちらで使って良いかが変化します。浄土真宗であれば忌明け前から使っても良く(人は亡くなると直ぐに仏になると考えられています)、それ以外では忌明け後に使っていただくという形になります。
こんな感じでちょっとだけ覚えておくと迷わないかもしれない熨斗のマナーは以上になります。
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