2024年3月20日
こんにちは 大阪屋葬祭 古田です。
いきなりですが、葬式に参列する際には、故人やご遺族に失礼のないように、マナーを守ることが大切です。
そこで、ネックレスやピアスなどのアクセサリーをつけてよいか、迷う方も多いのではないでしょうか。
今回のブログでは、葬式におけるアクセサリーのマナーについて紹介します。アクセサリーの選び方もあわせて解説するので、葬式の準備にお役立てください。
葬式においては、「結婚指輪以外のアクセサリーをつけるのは失礼にあたる」との共通認識があります。その為結婚指輪以外のアクセサリーは身につけないのが基本です。日本では古くから、和装時にアクセサリーを身につける文化はありませんでした。現代でも、この伝統的な考え方は根強く残っています。
日本にも西洋の文化が流入し、黒無地のワンピースやスーツ、アンサンブル、黒いパンプスなどの洋装で参列する人が増えてきました。
洋装においては、「アクセサリーは正装の一部」とする「モーニングジュエリー」の考え方があります。
そのため、日本でも洋装で参列する際には、「控えめなアクセサリーであればつけてよい」といった考えが浸透してきました。
冠婚葬祭用に真珠のネックレスをお持ちの方もいるでしょう。丸みを帯びた白い真珠は、「涙のしずく」「月の涙」とも呼ばれています。「故人の死を悔やみ、ご遺族に寄り添う」といった意味があり、お別れの場に適したアクセサリーといえます。
二連、三連タイプのネックレスは、「不幸が繰り返される」との意味があるため、選ばないようにしましょう。真珠が等間隔で配置されているステーションデザインも、カジュアル感が出てふさわしくありません。長さは、鎖骨ぐらいが適切です。