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ご焼香「おしいただく/おしいただかない」

2024年3月15日

こんにちは!営業部の濱田です。

皆さんがご焼香をされる際に「お香をおしいただく」ことがあります。

動きとしてはお香を親指・人差し指・中指でつまみ、目の位置より高く掲げることなのですが、『おしいただいてはいけない』と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はこちらの話をさせていただきます。

「おしいただく/おしいただかない」の違いは主に宗派ごとの考え方が関わってきます。

おしいただく宗派では、故人様に「祈り」と「感謝」を伝えるためにお香をおしいただいています。

おしいただかない宗派では、焼香した時のあの香りが仏様のお食事となり、仏さまを招来する大事なものになるので、お香そのものが有難いわけではないという考えのもとおしいただきません。

これらを踏まえたうえでご焼香時の絶対の作法が決まっておらず、おしいただいてもおしいただかなくても良い宗派もあります。

ご焼香の作法は式前にご案内をしておりますが、一番大切なことは故人様を思う皆様のお気持ちになりますし、ご親族の中でも菩提寺が違う方々もいらっしゃるため、式場の全員が必ず同じ作法でご焼香を行う必要はありません。説明された通りに絶対の作法でご焼香をしようと身構えなくても大丈夫ですので、今回の話はなんとなく覚えて頂いて、またご質問ください。